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つるべ落としの滝

静岡県駿東郡長泉町東野

落 差 歩行時間 難易度 地図 備   考
20m 1:15 2 M  
黄瀬川支流桃沢川源流部に掛かり、位牌岳ハイキングコースの途中に見る事が出来る滝です。
現地の案内板には落差20mと書かれていますが、実際は15mそこそこに見えます。
水流が滝面のいびつな崖に弄ばれながらつるべ落としのように落ちる事が滝名の由来のようです。
また、別名幻の滝とも呼ばれます。これは、普段は涸渇していて梅雨時やまとまった雨後にしか水流が見られない事、また林道プラス山道を合計1時間15分前後歩かないと見られない為、このようにも呼ばれているようです。

アクセスは、東名高速沼津インターの横から県道405号線を北上し、沼津ゴルフ場を過ぎさらに沼津国際カントリークラブを通過してさらに林道を進むと水神社に辿りつきます。
ここからはゲートがあり車では進めませんので水神社の駐車場に駐車し、駐車場手前のゲートから林道を徒歩で登って行くと20分程で左手にさらに頑丈なゲートがある林道が分岐していますのでそちらに進み、10分程歩くと右手に位牌岳登山道入口があります。(火の用心ののぼりと、案内板あり。)
ここから山道を案内に従い約45分程登ると滝に辿りつけます。
なお、この桃沢川は水神社の少し上から登山道分岐を挟んで滝手前までほぼ枯渇しています。しかし、これで諦めてはいけません。実は、滝に水がある時でも滝のすぐ下流で伏流してしまう為、ここから下流は滝に水があっても水が無い事が多いです。
とりあえず、まとまった雨が降った直後ならばある程度期待できると思います。
目安としては、比較的近くのお手軽滝である裾野市の旭滝に先に行って、旭滝に水流が認められればほぼつるべ落としの滝としては満足な水流が望めると思います。(旭滝が涸れていても、つるべ落としの滝には水がある事が多々あるようですのでここで諦めてはいけませんが、あるかないかの賭けにはなります。)
道中際立って危険な個所はありませんが、林道プラス山道を1時間15分前後歩かなければならない事、山道部分は所々少々足場が細かったり悪かったりする場所がありますので、それなりの心構えが必要です。(最低限低山登山装備程度の装備でお出かけ下さい。)


つるべ落としの滝 2012.4.7-1
2012.4.7
ちなみにこの日は、裾野の旭滝は涸滝でした。
旭滝に水流が認められるときはこの滝ももう少し水量が多いと思われます。






つるべ落としの滝 2012.4.7-2
2012.4.7




つるべ落としの滝 2012.4.7-3
2012.4.7








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